私は、一年半くらいブログを書いています。
また、ここ一年は、天狼院書店のゼミで、文章を書く勉強をして記事をたくさん書かせてもらいました。
このブログでは、その記事の全ては紹介していませんが、今までの人生の中で、これほど文章を書いている時期はありません。
文章を書いている理由は、好きだから書いている! これが、一番大きいですが、文章を書いていると気持ちが整理されること、読んでくださる方がいてくれることが支えになり、続けられています。
いつも、ありがとうございます!
ところで、この何気なくやっている、「書きながら、自分の気持ちを整理すること」「心の中のもやもやを言語化すること」を、私はいつからできるようになったのでしょうか?
なぜ、そんなことを思ったかというと、最近、息子が
「これからの俺の人生が不安」
と言ったのです。
つい、さっき、小3になってドッチボールをやるようになって
「人生が楽しくなった」
と言っていたので、びっくりしました。私なりに察して
「今の楽しさが、ずっと続いて欲しいのに、ずっと続くかわからないという不安?」
と聞いたら
「そういうわけじゃない」
と言いました。
「じゃあ、どんな感じなのかな?」
「なんて表現していいかわからない」
結局よくわからないまま、泣きながら寝落ちしたのですが、息子はきっと気持ちをうまく表現できないことがもどかしく、また、私が自分の気持ちを正確に理解していないことに対して怒りと悲しみを持ったように思えました。
私は、しっかりと理解してあげられないことを申し訳なく思いながら、気休めに
「だんだん気持ちを表現できるようになるよ」
と言ってみたのですが、それが、その場にふさわしかったのかどうかもわかりませんでした。
「楽しい」
「嬉しい」
「悲しい」
「悔しい」
「怒っている」
大まかに分類し、ざっくり気持ちを表現することって多いと思いますが、本当は、人の気持ちって、もっといろんな色や温度があったり、2つ以上の感情が重なったりと、もっと複雑なんだと思います。
最近、息子は、私が質問した時に「わからない」って答えることが多くなりました。
最初から、そういう時もありますし、一度、どうにか説明してくれようとして、私が理解しないと怒ることもあります。また早々に伝えることを諦めて「もういい」とやめてしまうこともあります。
言葉って便利ですが、本当に、今、ここにある気持ちを正確に表現することって実は難しいんだなと感じます。
それでも、やはり、書くことは続けたい!
人に思いや考えていることを伝えたい!
今までも、丁寧に書いているつもりだったけれど、それより、もっと丁寧に言葉を紡げるようになりたいなと、改めて思いました。
違うのに、適当に
「うん」
と言って終わらせない分、息子は、すごいやつなんじゃないかとふと思いました(^-^)