涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

自分のための時間の譲り合い

今日も、朝から、自分の用事で出かけさせてもらった。


まだ、息子は熱があるのに……。

昨晩は、39度まで熱が上がり、二度吐いた。
本人は、嘔吐したことは覚えていないらしい。

今日、出かけようか迷っていて、朝、熱を測ったら、37度だったので、思い切って言ってみた。

「出かけてもいいかな」

「いいよ」
咳をしながら言ってくれた。

旦那も送り出してくれた。

「ありがとう」

行きの電車で、2歳くらいの男の子が、思いが伝わらず癇癪を起こしていた。
男の子のママは、妊婦さんで、ドアから離れた席に座り、パパが男の子の乗ったベビーカーをあまり開かない方のドアの脇に寄せていた。
ママと2人の距離は少しあった。
男の子の要望としては、ベビーカーに乗ったままママの席の前に行きたいようだった。
だけど、常識的に迷惑と考えたパパとママは、男の子をベビーカーから降ろして膝の上に乗せるか、ママが立って男の子の近くに行くの二択にした。
男の子は譲らず、大きな声で主張し続けた。
「じゃあ、帰ろう」
気持ちに寄り添い頑張っていたママが、静かに切れた。
そして、本当に次の駅で降りた。

ママは精一杯歩み寄ったよな。
男の子も、思ったようにしたかったんだよな。

息子も、私にべったりだったので、わかる。
ママも辛いよな……。

今でも、寝言で何度も呼ばれるし、まだ、必要とされていると感じる。

だけど、昨日、今日と、熱を出しているにも関わらず、我慢して送り出してくれた息子に感謝したい。
いや、もしかすると、小さい時ほど、側にいるのが私じゃなくても大丈夫になったのかもしれないが、それならば、その成長を喜びたい。

時は流れている。
家族のカタチも変わっていく。
誰かひとりが我慢するのではなく、できるだけ、歩み寄りながら、それでも、気持ちを伝えながら、カタチを変化させていきたいなと思った。

とにかく、今日は、感謝ばかりm(__)m✨