自分の真顔というか、何も意識していない時の顔って、口角は下がり、眉間にしわが寄っているみたいだ。
なぜ、それに気づいたかと言えば、急に現れた、鏡の中に、私と同じ顔をした、そんな表情の人がいたからだ。
言い訳をさせてもらえば、大体が、何かしら、ものを考えているから、難しい顔をしているのだと言いたい。
だけど、真剣な顔と言えば聞こえはいいけれど、あまり、いい表情ではないと思う。
不機嫌そうに見えるとも言える。
それでも、私に道を聞いてくる人もいるから、たいして怖くはないのだろうが……。
だからと言って、にやけているのも怪しいし、さて、どんな表情がいいのだろうか?
ところで、私は、あまり、人の服装とか、表情とかを観察していない。
今日も、ママ友と3人で、息子の担任の先生のイメージは、緑か? ピンクか? という話になって、私は漠然とピンクだと思ったら、ふたりは、緑だと言った。
「こんな色の素敵なカーディガンを着ていたからさ!」
「うん、わかる!」
と、ふたりは共感していたのに、私には、全くわからなかった。
名前と顔を一致させたり、子と親の顔を一致させることは、結構得意だけれど、人の服装とか表情はほとんど覚えていない。
だけど、きっと見ている人は見ているのだろうなぁ。
こだわるところはそれぞれ違うし、自由だけれど、もしかすると、今まで、気にしていなかったものを気にすることで、気づくことも増えるかもしれない!
手始めに、気がついた時には、口角を上げることから始めてみようかと思う。