昨日、PTAの卓球部で、6年生の保護者の方と、引っ越しをしてしまうご家族の送別を兼ねて、ミニ卓球大会をしました!
と言っても、人数はさほど多くなくて、子どもも混ざりました。
6年生の男の子2人と、人数を合わせるために、5年生の女の子1人も加わって、全部で6組のダブルスをつくって対戦しました。
くじ引きでペアを決めたのですが、私は、5年生の女の子とダブルスと組むことになりました。
少し練習で打ったところ、うまく打てるし、彼女のご両親は、とても卓球が上手なので、結構慣れているだろうと思ったのです。
私の方が、大人だし、リードした方がいいのか、彼女に合わせた方がいいのかとても迷いました。
終わってみてわかったのは、普通の小学生よりも打ち慣れてはいるけれど、ダブルスのフォーメーションとか、打ったら、どっちに避けるとかは慣れていなかったということでした。
もしかすると、「打ったら、こっちに避けようね!」というのは、言った方がよかったかもしれません。
試合中に彼女は
「こうした方がいいかなぁ……」
とか
「あ、(相手の球が)アウトでよかったぁ」
とつぶやいていたんです。
私は「どんまい」とか「惜しい」とか「ナイスコース」「ナイスサーブ」ということは言って、なるべく笑顔で対応したのですが、アドバイス的なことは全くしませんでした。
しなかったというよりは、子どもながら、彼女の方がものを知っているかもしれないと思い、勇気が出ずに、できなかったのです。
結果は、1試合だけ、6年生の男子ペアには勝ちましたが、後は負けました。
「どうもありがとうね」
と笑顔で言って終えましたが、後で、彼女のママに、私の足手まといになってしまったかもしれないと、少ししょんぼりしていたと聞きました。
私こそ、一度、ぶつかってしまい、彼女の手をラケットで打ってしまったことが申し訳なく思っていたのに……。
その後、慣れない審判もやったのですが、その得点板を今度は幼稚園の女の子に奪われて、どうしても、自分でめくりたいというので、観念しました。
審判自体おぼつかないのに、女の子のケアもしなければならないのが、かなりしんどかったのです。
どうにか、終わり、順位も決定しました。
6年生の保護者の方と、引っ越しをする家族に、プレゼントを渡し、和やかに終えることができ、ホッとしたのと同時に、どっと疲れがでました。
ああ、私は、やっぱり、お子さんの相手をするのは向いていないわ……
子どもでも一人の人間として「尊重しよう」という気持ちが出すぎて、年上の大人らしい毅然とした振る舞いができなくなってしまう……
ワガママな客に翻弄される気弱な店員みたいになってしまうのです。
そのことがはっきりした出来事でした。
そのことを申し訳なく思い、落ち込みもします。
けれど、やっぱり、つらいものはつらいのです。
だから、私は、子どもたちとふれあうという形ではない社会貢献をこれからもしていこうと思います。
子どもという存在は、素晴らしいし、世の中の宝であると思うけれど、それと、必ずしも、直接、子どもたちと触れ合わなければならないというのは違うと思います。
やはり、罪悪感はあるけれど……。
できることなら、もし、するのであれば、子育てに携わる大人のサポートという形で関わる方が、穏やかにできるかも……。
慣れもあるかもしれないし、子どもが小さいうちは、どうしても、他のお子さんと触れ合う機会もあると思うので、ヒリヒリしながらも、少しは、頑張ります(^_^;)