涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

小さな親切を喜ばれて……

昨日

銀行のATMコーナーへ行きました。

一般的な給料日だったので

とても混雑していました。

 

数分待った後

目の前のATMが空いたので

移動すると

目の前から通帳が出てきました。

前に使っていた人が

通帳が出てくる前に

その場から離れてしまったからでした。

 

咄嗟に私は

「すみません!

通帳お忘れですよ!」

と、振り返って言いました。

 

移動した時に

どんな人が前にいたかは

ぼんやりしていたので

正確には覚えていませんでした。

 

本当にこの人かな?

と不安に思いながら

この人だろう! 

と思った人の背中に向かって

気がついたら

声をかけていました。

 

「あ! ありがとうございます」

とその人は言って

「どういたしまして」

と私が言って

ああ、よかった! と思いました。

 

それで終わるはずでした。

 

ところが

少しして

「あの……」

という声がしました。

私は、ドキッとして振り返ると

ティッシュを持った

銀行のロビースタッフさんが笑顔で立っていて

「お声をかけていただいてありがとうございました」

と言っていました。

「あ、いえ! どういたしまして」

 

ティッシュが欲しかったわけではないけれど

やはり嬉しかったです。

 

その銀行は私が以前勤めていた銀行です。

10年以上も前のことなので

システムなども変わっていますが

制服は変わらず未だに親近感があります。

 

気持ちの良い対応をしていただき

OGとしても嬉しかったです。

 

時々、ATMの操作で困っている人をみると

説明したくてうずうずします。

 

だけど、個人情報やお金が絡むので

今回のように手伝いはできないけれど

いろいろ思うことがあって辞めたけれど

やっぱり銀行が好きかもしれないと

少し思いながら

支店を出ました。