涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

実家に遊びに行って、父と語り合ったこと

今日は、息子が希望したので

私の実家に遊びに行ってきました。

 

父と母がいて

息子の好物を用意していてくれました。

 

父が午後に病院に行くと言うので

持病の定期健診と思っていたら

実は、最近の健康診断の肝臓の数値が少し高く

エコーで異常が見つかったので

その精密検査をしに行くということでした。

 

病院に行くまでに少し時間があったので

息子は母に任せて

父と久しぶりにゆっくり話しました。

 

「何でもないといいね……」

と言ったら

「もう、80歳になるから充分生きたし

もしもの時は、それはそれで仕方ないからな」

 

妙に達観していて驚きました。

 

「そういえば、お父さん、前に、『死ぬ気がしない』って

言っていたね」

と言ったら

「そうだな。まぁ、もしかすると

もしも余命が言われてしまったら

死ぬのが怖くなるかもしれないけれど、

今自体は、死ぬことは怖くはないんだよ。

それなのに、こんな、精密検査に行くなんて

おかしいなって思うんだ。

だけど、ただ、体が痛くなったりすることや

そのことで周りに迷惑をかけることを

あまりしたくないなって思ってね。

なかなか、すーっといなくなるって難しいらしいな」

って言いました。

 

そんな風に考えていたんだ。

思いがけず、父の思いが聞けました。

 

「きっと大丈夫だよ」

そう言って送り出しました。

 

その後、母と息子と3人で遊びました。

 

夕方、父が帰ってきたので

少し話して帰ってきました。

 

父も母も10年以上前にそれぞれ癌を患い

手術して今は元気です。

 

母は緑内障を患いながらも

自分で楽しみを見つけイキイキとしています!

 

そして思ったんです。

 

80歳でひとりで電車とバスに乗って病院へ行けること

付き添いが必要な時は父と母お互いが行ってくれること

 

これはすごいことなんだな!

 

今、それぞれが持病を持ちながらも

元気に生きている

 

いろいろ考えると不安もあるけれど

今、ひざを交えて会話し笑い合えることに感謝したいです!