涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

《社会的手抜き》100%のチカラを常に出していますか?

昨日、ほめ達認定講師の勉強会が東京でありました。

 

2人の認定講師の方が1時間ずつ大きなテーマで

話をしてくれて大変盛り上がり

有意義な時間を過ごせました。

 

そのあと7分間スピーチの時間があり

近況報告など情報交換をしました。

 

その中で、おひとりの方のお話が特に心に残り

今日、それに関することを思い出したので

記事に書いています。

 

その話というのは

「自分は常に100%の力を出していきたい。

だから相手にも100%の力を出してほしいのに

力を出し惜しみされてしまう……。

相手にも100%の力を出してもらうためには

どうしたらいいか?」

という話でした。

 

補足ですが、その方は経営者の方だったので

社員やスタッフの方のやる気を引き出したいという

ことなんだと私は理解しました。

 

その時、私は、

「自分に自信がない状態だと

100%の力を出してしまうこと

例えば100%の知識を出し切ってしまうことは

自分の存在価値を失いそうで

怖く感じる場合もあると思う」

と意見を言ったのですが

その後も

そのことが気になっていました。

 

すると今朝になって思い出したことがありました。

 

それは少し前のことですが

2015年1月にNHKで放送された

「大心理学実験」という番組の内容でした。

 

《社会的手抜き》という話です。

 

実験ではトラックと人が綱引きをするのですが、

1人で綱引きをした時に綱を引く力の強さを100%だとすると

2人で綱を引いた時の1人当たりの力は93%

3人で85%

8人になると一人当たり49%にまで減少するという実験でした。

 

人間は

集団で暮らすのに最適なように進化したので

人に頼ったり、責任が分散したりすることで

集団だと手を抜くことを覚えたそうです。

 

社会的手抜きが起こりそうな状況でも

課題に習熟した

その課題のための技術向上に努力している人たちは

手抜きをしない。

 

また社会的手抜きが起こりそうな状況でも

番組ではチアリーダーが応援するのですが

モチベーションが維持されると

手抜きをしないということでした。

 

番組を詳しくまとめた方のサイトが

コチラです!

 

確かに自分も手抜きをしようと

思っているわけではないですが、

集団の中に全力の人がいると

協力はしても

全力を出しているか自信はありません。

自然にバランスを取ろうとしている部分もありますが

手を抜いているともし指摘されれば否めない部分もあり……

 

全ての人や物事に対して全力な人は

素晴らしいと思うし

尊敬もしますが

自分がそうしたいか?できるか?というと

自信がありません……

 

全力の人ばかりの中だと

もしかしたら疲れてしまうかもしれないし

かといって手抜きタイプばかりがいると

それに影響を受けてしまうかもしれません……

 

なんだかんだいって

コミュニケーションなのかもしれませんねウインク

 

こういったことを考えるきっかけをもらえた

勉強会はたいへん有意義でしたアップ

 

感謝します音譜