涙と笑顔のあいだ

HSC(ひといちばい敏感な子)中1ひとりっ子男子の子育てを通し成長させてもらいながら、日常のモヤモヤの純度を上げるべく綴る40代主婦のブログ

小学校の給食試食会に行ってきました!

今日は、息子の通う小学校の

保護者対象の給食試食会に行ってきました。


給食を食べるのは、久しぶりなので、

ちょっと楽しみにしていきました。


児童の給食の配膳の様子を見るのは初めてでした。


給食当番と先生が、配膳の準備をしてくれて、

児童たちが、班ごとに、順番にお盆をもって、

給食当番のよそってくれたご飯とおかずをもらいます。


席について、全員そろっていただきますしていました。


私たち保護者は、家庭科室を食堂にして、

文化委員の方が用意してくれた給食をいただきました。


思ったより薄味で、

感想はそれぞれでしたが、

私は、体にいいような気がしました。


私は、保護者として参加したと同時に、

広報委員としても参加したので、

写真を撮ったり、

先生のお話をメモしたりしました。


給食試食会を主催する栄養士さんは、

とても若い女性で、

小学校で栄養士の仕事をするのは、

初めてということでした。


打ち合わせでお話した時も、

小さめの声で、自信もあまりなさそうで、

返事されても、

こっちに不安が残る感じの方でしたが、

今日は、保護者の前で、

頑張ってお話していました。


広報では、出来上がった給食をはじめ、

給食を食べる保護者の様子、

児童の配膳の様子などの写真と

保護者の前で話をする栄養士さんの写真を、

広報誌に載せるために撮っていました。


当初、

給食試食会の記事の紙面の配分が多めだったので、

調理中の写真も欲しかったのですが、

私たち保護者は、衛生上の都合で、

給食室に入れないので、

栄養士さんに調理中の写真を撮ってもらう予定でした。

数か月前に、依頼しに行ったのですが、

少し頼りない返事でした。


しかし、ひと月くらい前に、

給食試食会の記事の紙面の配分が、

当初の配分よりだいぶ減り、

調理中の写真は必要なくなったため、

断りに行くと、

たまたま体調不良で栄養士さんはお休みでした。

困っていたところ、

ある先生が伝えておいてくれるということになり、

安心していました。


今日、給食試食会も終わり、

やれやれという時に、

栄養士さんに呼び止められ、

撮った写真どうしたらいいかを聞かれました。


断ったはずが、

うまく伝達されていなくて、

給食の調理中の写真を

撮っておいてくれたのでした!


感謝の気持ちと同時に、

申し訳なさでいっぱいになり、

事情を話しました。


「わかりました。じゃあいいです。」

そう、引き下がった栄養士さん。


「でも、もしよかったら、見せていただけますか?」


そういって拝見すると、

驚いたことに、

20枚以上の色々な場面の写真がありました!


一品ごとに、

調理の過程が、とても丁寧に、見やすく撮られていました。


「すごいですね!ありがとうございます!」


自信なさげに見えた若い栄養士さんの、

内に秘めた、給食への熱い思いが

あふれているのを感じ、

感激しました。


「こういったところ、

保護者としてはみたいですから、

委員長と相談して

少しでも使えるように話してみますね。」


気づくと、私は、そう言っていました。


カメラを渡すから、

調理途中を撮っておいてほしいとお願いしておきながら、

ことづけは頼んだものの、

しっかり通じたか、確認しなかったことを

申し訳なく思いました。


若い彼女が、

保護者に依頼されたのに、

その後、音沙汰なく、

どうしていいか不安なまま、

頑張って自分のカメラで撮ってくれたんだな、

こんなに丁寧にたくさん!


連絡の仕方を見直す必要を感じたとともに、

ひとつ、また、気づきがありました。


第一印象や見かけだけで、

その人の全てを判断してはいけないのだな。

人は多面体。


今回のことで、

そのことを、

改めて実感しました。


栄養士さんには申し訳なかったけれど、

今日、

彼女の情熱を感じることができて

給食のおいしさが増しました(*^_^*)